【日常回】育ててもらった祖母の話

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こんにちは。

椿原です。

 

私は企業内で1人デザイナーをしているインハウスデザイナーです✍️

このブログでは家庭のこと、仕事のこと、抱えこみたくない愚痴など、日常に焦点をあてた毎日投稿を行っています。

感情の日記ですので、読まなくても生活に問題ありません。

それでも気になる方は続きをご覧ください👇

 

 

【 今日の議題 】

緊急入院。祖母のお見舞いで考えていたこと。

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祖母の緊急入院とのことで、お見舞いに片道2時間の実家に帰省していました。

 

私は小学生まで祖父母に育ててもらい、

寝る時だけ父母の家に帰る子供時代を過ごしていました。

 

【 子供時代のルーティン 】

朝  | 祖父母の家 または 小学校に行く

夕方 | 祖父母の家に帰る

夜  | 母の迎えで家に帰る

 

祖父母は初孫だった私に非常に甘く、

「 お前が誰よりも一番かわいい 」と

欲しいと言ったものや悩みごとを解決しようといつも努力してくれる方々でした。

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【 祖父母の学歴と仕事 】

祖母 | 小学校卒業

祖父 | 中学校卒業

仕事 | 祖父の生まれた地で自営業

 

もちろん2人とも勉強はできません。

足し算と引き算ができるぐらいです。

PCもスマホもなく、インターネットも使うこともできません。

ですが、まだ相手を見て話すことができなかった小学生の私は「 宿題の問題がわからない 」と自分で考えることを放棄し、質問しつづけていました。

祖父母は「 わからないなぁ 」と言いつつも、私の教科書や家の一冊だけの辞書を読んで、そうじゃないかという答えを導いて教えてくれました。

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そんな祖母が先日緊急入院し、

「 もう余命もそんなにない 」と医者から通達がありました。

 

長期的にゆっくり苦しみ、病院からも出られなくなる「 延命治療 」

状態がよくなったら残りの日を家で過ごしてもらう「 延命はしない 」

 

この中から祖父が選んだのは「 延命はしない 」でした。

 

祖母は衰弱する中「 死んでもいいから、じいちゃんの近くにいたい 」と、看護師さんたちに繰り返し伝えていたようです。

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私はこの様子を聞いて、恩人である祖母の死を間近に感じ、頭を整理することができずにいました。

 

それから祖母の容態がもどり、

今回、お見舞いに行くことができました。

 

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【 お見舞いの流れ 】

❶お見舞いのため事前予約

❷予約した時間の10分前に病院へ

❸病院入り口の警備員に入院中の階、部屋番号、面会時間、関係を伝える

❹入院中の階に到着後、コロナ対策のため、検温とかんたんな書類記入

❺面会 ( 15分間 )

❻洗濯物などの受け取り

❼次の予約をとる

 

看護師さんたちはみな優しそうでとても安心しました。

 

【 面会中 】

面会は母と私の2人でいきました。

祖母は最初私が来るとは思っていなかったようで、びっくりした顔。

 

お互いの最近の状況を話した後、

祖母に " 写真 " をお願いしました。

 

写真を撮りながら母が「 おばあちゃんはほんとに好きだもんね 」と冗談まじりに言うと、

 

祖母は「 この子が誰よりも一番かわいい 」と懐かしい言葉を

すこしよそよそしかった祖母が大きな声で何度も言いながら、一番の笑顔を見せていました。

 

こらえていた涙が止まらなくなり、

話もできなくなったところに

ナースさんが扉を開けずに「 そろそろですよ〜 」と声があり、面会終了となりました。

 

写真には涙と真っ赤に腫れたひどい顔の私とニコニコの祖母。

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今はまた会いに行ける日を楽しみに

それまで、しっかり働こうと思います。

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

 

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【 後記 】

 

検温は37.5度から入れなくなるみたいで、

私の体温は37.2度でした。

 

風邪は引いてないので、最近は暑いせいかなと考えています。